債権譲渡と時効の関係

長期間延滞している契約について、債権譲渡される場合があります。譲渡先としては、サービサー(いわゆる債権回収会社のこと)と呼ばれる不良債権の買い取りや受託回収業務を専門としている会社があります。その他では、貸金業者なのか債権回収会社なのかわからないような会社が、債権譲渡を受けているケースもあるようです。

このように債権譲渡されたケースでは、時効の進行はどうなるのでしょうか?

結論から述べると、債権譲渡されていても時効の進行に影響することはありません。サービサー等の債権回収を業とする会社では、バルクセールといって不良債権(いわゆる長期延滞している契約)をまとめて買い取ります。買い取った不良債権には、消滅時効期間を経過した債権が多数存在しており、サービサーでは消滅時効期間が経過した債権についても請求を行います。この請求に応じて、一度でも支払いをしてしまうと、時効がリセットされ、その時点から再進行していくことなります。

通常、債権譲渡を受けた債権者は、譲渡債権者との連名で債権譲渡通知を債務者へ送付します。その場合は、契約内容が記載された書類が同封されていますので、消滅時効期間が経過していないか確認してみては如何でしょうか?

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